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◆2011年末に台湾で出版『在台湾、遇見一百分的感動』(夏日出版) これまでの取材経験などをまとめた一冊です。 おかげさまで発売10日で増刷が決まりました。 日本国内での通信販売も始めましたので、 ご興味のある方は詳しくはここをご覧ください。 ◆友人ブログ&気になるブログ 台灣旅遊手冊 かめのこだより 流星花園のロケ地と台湾旅行 幣舞橋から流星をみよう 中国 台湾 現採後記 YALIN note カテゴリ
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かねてから一度は泊まってみたいと思っていたホテル「台北商旅 les Suite Taipei」。念願が叶い、先週の日曜日、一泊することに。 ここは規模は大きくないが、洒落た内装が評判のビジネスホテル。ロビーから客室まで統一したデザインでまとめられ、茶色と白を基調とした空間は、シックでモダンな雰囲気となっている。随所に飾られているモノクロ写真は、オーナーが撮影した台北の街角風景。かっこいいという言葉だけでは物足りないほど、センスの良さが光っている。 さらに、サービスもいい。夜ロビーで新聞を読もうとしたら、さっとスタッフが駆け寄り、照明を明るくしてくれた。さりげない心遣いが何とも嬉しい。しかも、ロビーにあるクッキーやチョコレート、飲み物はすべてフリー。このホテルのキャッチフレーズ通り、まさに自宅にいるかのようにくつろげるのである。 ここには携帯電話の無料貸出という日本人旅行者にとっては嬉しいサービスも行っている。独自の回線を開発しており、台北市内や客室間の通話はすべて無料。日本への国際電話も一分10元という安さである。日本の携帯電話をそのまま台湾で使う旅行者も増えたが、通話料が高いのが難点。これを使えば、台湾のお友達にも、日本の家族にも気軽に電話をかけることができる。台湾はおろか、日本のホテルでもなかなかこんなサービスはないのではなかろうか。開発には相当な費用がかかったそうで、利益率も低いらしい。でも、「お客様に快適な旅をしてもらいたい」という考えが基本の彼ら。言うのは易しだが、それを実践してしまうところがスゴイ。 もちろん、翌朝の目覚めはすっきり。朝食のトーストも格別な美味しさで、幸せを噛みしめた朝であった。たった一泊ではあるが、現実逃避できたことは確か。台北にいながら、ニューヨークかどこか遠い国にでも旅した気分。しかし、夢のような時間もここまで。午後には自宅に戻り、大量の翻訳の仕事を片づけなくてはいけない。いつか何泊も優雅に滞在できる身分になってみたい・・・。後ろ髪引かれる思いでホテルを後にした。 台北商旅les Suite Taipei http://www.suitetpe.com.tw/
by ladymtaiwan64
| 2006-11-01 11:23
| 台北
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