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◆2011年末に台湾で出版『在台湾、遇見一百分的感動』(夏日出版) これまでの取材経験などをまとめた一冊です。 おかげさまで発売10日で増刷が決まりました。 日本国内での通信販売も始めましたので、 ご興味のある方は詳しくはここをご覧ください。 ◆友人ブログ&気になるブログ 台灣旅遊手冊 かめのこだより 流星花園のロケ地と台湾旅行 幣舞橋から流星をみよう 中国 台湾 現採後記 YALIN note カテゴリ
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台南市大内区の頭社集落で行われるシラヤ族の夜祭り。 シラヤ族とは台湾の平地に暮らす原住民族(平埔族)の一部族。 早くから漢人化されてしまい、独自の文化が失われて久しいです。 現在シラヤ語を話せる人はほとんどいませんが、 伝統文化を復興させようと努力が続けられており、 夜祭りではシラヤ語の歌が唄われています。 昨年11月に訪れたときは以前よりも 若者たちがしっかりと唄えるようになっている気がしました。 ※太祖と呼ばれる神様が宿った壺の周りを踊り続けます。 この日会場に着いたのは深夜12過ぎ。 雨が降り注ぐ中、一般の参観者はほとんどいませんでした。 同行の台湾人の知り合いによると、 夜祭りには明るい要素が少ないので一般の人はあまり来たがらないとのこと。 確かに白装束でお経のような歌が唄われる様子は、正直ちょっぴり怖いかも。 しかも、お供え物の屠殺されたばかりの豚や山羊がかなりグロテスクなんですよね。 ※ちょっと笑っているようにも見える豚さん。 ※祭壇に並べられたたくさんのお供え物。 ※神様が宿っていると言われる壺にはビンロウや米酒などがお供えされます。 日常生活でシラヤ語が話されていないのにもかかわらず、 祭りの時だけシラヤ語の歌が唄われるというのは 本来あるべき姿とは異なるのかもしれません。 しかし、変容し続けても夜祭りが続けられていくということ自体に 大きな意味があるのだろうなと思った夜でした。
by ladymtaiwan64
| 2012-02-23 10:48
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