
まるで童話に出てきそうな奇抜な形をしたこの建物。実はレストランなのです。ここ「伍角船板」はもともと台南や台中で人気があり、二年前くらいに台北に進出してきました。
各店舗ともデザインが異なるのですが、台北店は巨大な洞窟の中にいるかのよう。四階まで吹き抜けになった館内には、小舟の浮かぶ池があったり、本物の樹木が植えられていたり。東京ディズニーランドも真っ青な凝りようで、ここで食事をしているだけで楽しい気分になります。
このユニークな設計を手がけているのは、芸術家でもあるオーナーの謝麗香さん。以前取材でお会いすることがあったのですが、少女のような雰囲気をもった個性溢れる方でした。彼女によると、建築を専門に学んだことはなく、すべてインスピレーションに基づいて設計しているとか。小さな頃から家を建てることが夢で、8歳の時に樹の上に小屋を建てたのに始まり、28歳の時には母親と二人で一軒の家を建てたと話してくれました。レストラン建築はまさに彼女の夢の集大成。なんと台湾の英語の教科書には夢を叶えた人物として紹介されているそうです。
それにしても、このガウディを彷彿させるかのような建築。日本で建設するのはなかなか難しそうです。台北郊外の内湖にありますので、ぜひ一度足を運んでみてください。