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◆2011年末に台湾で出版『在台湾、遇見一百分的感動』(夏日出版) これまでの取材経験などをまとめた一冊です。 おかげさまで発売10日で増刷が決まりました。 日本国内での通信販売も始めましたので、 ご興味のある方は詳しくはここをご覧ください。 ◆友人ブログ&気になるブログ 台灣旅遊手冊 かめのこだより 流星花園のロケ地と台湾旅行 幣舞橋から流星をみよう 中国 台湾 現採後記 YALIN note カテゴリ
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先週のある晩、家でくつろいでいると、突然「ピーヒャラヒャラ、ドーン」という花火と爆竹のものすごい音が聞こえてきました。急いで窓を開けてみると、近くの廟で賑やかなお祭りが行われています。 さっそくカメラを持って祭りの場所に駆けつけてみると、神様や神輿が練り歩く賑やかなパレードの中、信じられない光景が目に入ってきました。なんと頭から血を流して歩く数人の男性が!!彼らはケガをしたわけでなく、手に持った大きな釘がついた金棒で自分の頭をゴンゴンと叩いて血を流しているのです。中には金棒をつけたままふらふらと歩いている人もいます。まるでスプラッター映画のよう・・・。 実は彼らは台湾語で「童乩(タンキー)」と呼ばれる人たちで、台湾道教の霊媒師さんです。憑依体質で神様の意思を伝える役割を果たすと言われています。金棒を打ち付けているときは完全にトランス状態なので、痛みを感じないそうです(見た目はかなり痛そうですが・・・)。位の高い人が聖水を頭に吹きかけると、血が止まると言われています。 タンキーは台湾南部では見たことはあったのですが、台北では初体験。私の住んでいる地域が台北の中でも割と下町の雰囲気が残っている場所だからでしょうか。路地裏の小さな小さな廟でこんな激しい祭りが行われているとは思ってもみませんでした。普段は台湾と日本は文化的にも似ているなと思うことが多いのですが、こういった祭りを見ると異文化を強く感じます。まだまだ知らないものがたくさんあるなあと、台湾文化の奥深さを改めて実感したのでした。 ※タンキーの動画をアップしようと思ったのですが、血が苦手という方もいらっしゃると思いますので、もし個人的に見てみたいという方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。
by ladymtaiwan64
| 2010-07-21 11:00
| イベント・祭り
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