1月初旬、台湾に来て初めて昔ながらの「屋外結婚披露宴」に参加しました。
これまでホテルやレストランでの結婚披露宴に参加したことはありますが、
屋外は初めての体験!
期待に胸を躍らせて向かった先は凍頂烏龍茶の郷、南投県鹿谷です。
以前取材で知り合いになったお茶屋「玉春茶坊」の二代目林偉信さんが
めでたく結婚することになったのでした。

結婚披露宴は正午から。
その前に「玉春茶坊」の新しい店のお披露目が行われました。
「玉春茶坊」に関しては拙著でも紹介していますが、
数々のお茶コンテストで優勝経験があり、
伝統的な作り方にこだわっているお茶屋さんです。
今回、元々ある店の隣に新しい店を開いたのでした。

☆田舎では非常に目立つ、スタイリッシュなデザインの店です。

☆開店式にはかわいらしい神様も登場!
この日の目玉イベントの一つが、
偉信さんが誕生した年に作られたお茶を振る舞うこと。
これは父親の獻鎮さんがミルクの缶に保存していたもので、
結婚の時に封を開くと決めていたのでした。
36年間寝かせられたお茶は渋みもなく、
非常にまろやかでやさしい味わいでした。
一杯のお茶から溢れんばかりの家族の愛情が伝わってきました。

そして、いよいよ本日のメインイベントである結婚披露宴。
店近くの道路を封鎖し、数十卓のテーブルがずらり。

☆道路封鎖のお知らせ

☆後ろの席の人は舞台が見えるのでしょうか?
およそ40卓近くあり、1卓平均10人が座るので、参加者は400人近い計算。
台湾の結婚披露宴では「友人の友人」や「お父さんの友達」といった
本人とは直接関係が薄い人も参列するのが普通ですが、
この日は村人みんなが集まったのではないでしょうか。

☆会場脇で料理が次々と作られていきます。

☆盛りつけも美しく、味も最高です。
料理は「辦桌」と呼ばれる宴会料理を専門とするプロの調理人によるもの。
「辦桌の料理はホテルやレストランよりも美味しいよ!」という話は
かねがね聞いていましたが、その言葉は嘘ではありませでした!
数えるのを忘れてしまいましたが、前菜からメインディッシュ、デザートに至るまで、
少なくとも10種類以上の大皿料理を堪能しました。
ギブアップと思っても、次々と目の前に美味しい料理が運ばれてくるので、
ついつい箸をのばしてしまい、この日一日で1,2キロは太ったかも・・・。
これまで参加した披露宴の料理の中でも一、二を争う美味しさでした。

正面に設けられた大きなステージでは、
友人や家族が挨拶したり、カラオケしたり。
若者からお年寄りまでみんなが楽しそうでした。
開店式と結婚披露宴というダブルのおめでたい儀式に参加でき、
お腹も心も幸せでいっぱいになった一日でした。
玉春茶坊さん、おめでとうございます~!
鹿谷までは台湾高鉄台中駅からバスで1時間ほど。
台湾観光局による便利な観光バス「台湾好行」も出ていますので、
台北からの日帰りも可能。
玉春茶坊へは「廣興」バス停から徒歩10分くらい。
ぜひ美味しいお茶を飲みに出かけてみてください~!
玉春茶坊