LadyMの台湾探険
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老建築で優雅な午後のひととき

迪化街近くにある老舗の茶葉店「有記茶荘」。築100年以上と言う赤レンガの建物が目印です。現在のオーナーはもともと福建で開業していたのですが、戦後台湾に渡り、ここの建物を買い取ったとのこと。建物自体はそれ以前も茶葉店として使用されていたそうです。

ここは伝統的な製茶方法がウリで、1階奥の製茶工場は誰でも見学可能です。炭火焙煎用の竹の籠がずらりと並んだ光景は、一見の価値あり。お茶好きの方ならぜひとも足を運びたい場所です。そして、その昔は女工さんたちが製茶作業をしていたという2階は、現在文化サロンとして開放されています。新書発表会や講演会などが催されているようです。

嬉しいことに、毎週土曜日の午後2時から5時までは南管の楽団が練習をしており、一般の人々も無料で観賞できます。南管は二胡や琵琶などを用いた、福建がルーツの伝統音楽です。天井が高く、広々とした空間に流れる優雅な調べ。木漏れ日がさす中で、まるでタイムスリップしたかのような気分になります。ちなみに、ここでは無料でお茶を提供してもらえますが、できれば1階でお茶を購入して入れてもらうのがベスト。おすすめの茶葉は包種茶を焙煎した奇種烏龍茶です。土曜日の午後、ほっとひと息つきに出かけてみませんか。
# by ladymtaiwan64 | 2009-08-30 10:14 | 台北 | Trackback | Comments(10)
台風被害
先週末、台湾に襲来した台風8号は台湾南部に未曾有の被害をもたらしました。10年前の大地震に匹敵するとも言われ、死者、負傷者、行方不明者の数も増え続けています。

高雄県の甲仙郷小林村やナマシア郷などでは村全体が土砂崩れにより埋没し、今でも数百人の村人が救助を待っています。山深いところである分、救助も遅々として進まず、先に救助された村人たちも不安からいらだちが募っています。

台東県でも大洪水が発生し、知本温泉ではホテルが倒壊、太麻里一帯も家屋が濁流に呑み込まれました。高雄県の山奥、秘湯で知られる寶来温泉も相当な被害が出ている模様です。南国らしい景色を堪能できる、あの南廻線も復旧するのには3ヶ月を要すると言われています。被害は東部に限らず、西部にもおよび、阿里山一帯や南投県でも土砂崩れが発生しています。

台湾ではこうした中でさっそく義捐金活動が行われ、芸能人、企業、宗教団体、一般の人々から続々と物資や義捐金が集まっているようです。そして、大勢のボランティアの人々が現地へ救助に駆けつけています。こうした素早い行動、そして同胞を深く思いやる心はさすが台湾人だなと思います。

一日も早く被災地の人々が普通の生活を送られますように祈らずにはいれません。
# by ladymtaiwan64 | 2009-08-12 18:28 | Trackback | Comments(11)
プユマ族のちびっ子相撲

台湾東部では原住民族のお祭りが真っ盛り。写真は7月初め、台東の南王村で行われた収穫祭の一コマ。昼間の宴が終わり、まったりとした午後になると、会場では子供の相撲大会が始まります。日本時代からの名残であるお相撲は夏祭りの一大イベント。土俵の周りには村中の大人や子供が集まってきます。プロレスのリングアナウンスのような紹介を受けて、土俵に上がる子供たち。幼稚園に上がったばかりの子供でも表情は真剣そのものです。年齢が上がるにつれ、取り組み方にも緊迫感が出てきて、小学生高学年くらいになると、同級生の女の子の視線も気になる様子。塩をまくのは日本と一緒ですが、この村では取り組みは三回戦。連続三回勝負して、勝敗が決まったら、勝ち負けに関わらず、それぞれ頭目から記念品を授与されます。負けた子供はちょっぴり悔しそうですが、こうした体験が少年を一つ大人にさせてくれるのでしょうね。
# by Ladymtaiwan64 | 2009-07-31 15:02 | 台湾東部 | Trackback | Comments(4)
台湾の音色・月琴
先日、不思議なご縁で台湾の有名なミュージッシャンである陳明章さんのお家に遊びに行く機会がありました。ご存じの方も多いと思いますが、陳さんは台湾語の歌手であり、作詞作曲も手がけています。あの侯考賢監督や日本では是枝裕和監督の映画音楽を担当したこともある方です。

なぜお会いできたかと言いますと、実は日本人の知り合いが三味線をもって台湾を旅行しているのですが、その方が淡水で演奏していたところ、陳さんの生徒さんに声を掛けられ、お招きされたのです。こうした出会いが何とも台湾らしいですよね。

陳さんは大御所であるにも関わらず、非常に気さくな方で、お家には何人かの生徒さんが集まっていました。台湾の伝統楽器である月琴(映画「海角七號」の中で茂伯が弾いている楽器)と三味線をセッションしたり、台湾本土の音楽について教えていただいたり。台湾を愛する気持ちがひしひしと伝わってくる、何とも素敵な時間でした。

現在、陳さんは北投で月琴の教室を開いているそうです。「月琴の伝統を絶やしたくない」ということで、何と学費は無料。悲しいかな、私には音楽的センスがないのですが、ご興味がある方はぜひ。外国人の方も大歓迎だそうです。

# by ladymtaiwan64 | 2009-06-27 09:22 | Trackback | Comments(13)
台湾旅行で100万元ゲット!
ご存じの方も多いかと思いますが、
台湾観光局では今年、下記のような特別プロジェクトが実施されるそうです。
その名も「2009旅行台湾年プロジェクト 100万元をゲットしよう!
<台湾・旅の達人>チーム募集」

優勝チームには何と100万元の旅行賞品がプレゼントされます!

この企画、オーストラリアの無人島で行われた某プロジェクトからヒントを得たということですが、台湾では一体、どれくらいの応募者数になるのでしょうか?発表が楽しみですね。申し込みは今月中なので、ご興味のある方は、参加されてみてはいかがでしょうか?

以下、内容です。↓
この企画は2名以上でチームを組み、趣向を凝らした4日間の台湾旅行の企画を提案。
その中から合計50 組を一次審査として選出し、1日7000元の旅行費が支給されます。
さらに、 一次審査を通過したチームはその旅行を特設サイトにブログかビデオで旅行記をアップ。これが最終審査となって、優勝チームに総額100万元が与えられます!
■旅行企画提出及びチームエントリー 6月1日~30日(1次審査発表 7月10日)
■最終審査 10月1日~10月31日
■最終審査結果発表 11月15日 2009年旅行台湾年<台湾・旅の達人>特設サイト 
参加資格及び参加要綱は以下のサイトをご覧ください。
http://www.taiwanbesttrip.net/rules
http://www.TaiwanBestTrip.net

# by ladymtaiwan64 | 2009-06-10 12:14 | イベント・祭り | Trackback | Comments(4)
犬連れハイキング
台湾で暮らしていると、不思議だなと思うことがたくさんあります。その中のひとつが、ハイキングに飼い犬を連れて行くこと。台湾人は山歩き好きな人が多いので、台湾全土に数多くの散策歩道があります。古道を整備したものや、自然保護エリア内に設けたものなど。こうしたところを歩いていると、必ずと言ってよいほど出会うのが飼い犬です。それも一匹だけでなく、何匹も。整備されているとはいえ、結構ハードな箇所もあるので、小型犬にとってはつらいだろうなと思うのですが、緑いっぱいのところに出かけるのだから、犬も連れて行かなきゃ可愛そうという親心なのでしょうね。


先日訪れた南投県渓頭森林遊楽区でもたくさんの犬たちに出会いました。
# by ladymtaiwan64 | 2009-06-04 13:04 | Trackback | Comments(6)
お金を貸してくれる廟!?

廟でお金を貸してくれるという嘘のような本当の話。南投県竹山にある「紫南宮」では最高一人600元までお金を貸してくれます。これを元手に商売を始めると、お金儲けできると信じられており、参拝者がひっきりなしに訪れています。お金の貸し借りは廟の隣にある事務所で行われます。借りる際には台湾の身分証明書が必要なので、残念ながら外国人は借りられません。借りたお金はきちんと返すのが礼儀で、成功した人は何倍にもしてお金を返します。なので、この廟自体、資金がとても潤沢です。これはトイレを見れば一目瞭然で、タケノコをモチーフにしたトイレは、何と総工費日本円にして約1億円!台湾の田舎では珍しくキレイなトイレで、中には噴水もあり、記念撮影しているおばさんたちも見かけました。台湾にはまだまだ知らないユニークなスポットがあるなと改めて思いました。


タケノコは竹山の特産品です
# by ladymtaiwan64 | 2009-06-03 17:30 | 台湾中部 | Trackback | Comments(4)
台湾の山奥で食べる雲南料理
またまた更新を怠ってすみません・・・・。

先月は仕事の関係で南投県へ度々出かけていました。これからブログ上でもおすすめのスポットを紹介していきたいと思います。

今回の南投取材で最も印象に残っているグルメと言えば、清境農場で食べた雲南少数民族料理です。清境農場は日本人にはマイナーな存在ですが、国内では一、二を争う人気の観光スポットです。青青とした草原に羊や牛が放牧されており、のどかな風情を満喫できます。「台湾のスイス」というにはちょっと大げさですが、それに近い風景が広がっています。

さて、ここでは雲南少数民族の料理が食べられます。というのは、戦後この土地には国民党の兵士とその家族が移り住んできました。1949年、国民党兵士はタイ、ラオス、ビルマの国境に逃れ、共産党軍と戦いを繰り広げました。長い戦いの間で、彼らは現地の人々と結婚し、子どもを生み、家庭を築いたのです。そして、台湾へと逃れ、現在、清境農場には8つの少数民族により集落が形成されています。

彼らの料理はもともとは家庭の中だけで食べられていましたが、数年前からの観光ブームを受けてレストランが開かれるようになったとのことです。残念ながら、私は中国の雲南には行ったことがないのですが、ここの料理は本場の味と変わらないそうです。霧に覆われた山景色を眺めながら食べるスパイシーな料理。改めて台湾の社会がいかに複雑であるかを考えさせられます。かなり山奥ですが、最近は交通の便も良くなったので、ぜひ機会があれば訪ねてみてください。



※5月、6月号の「な~るほど・ザ・台湾」にて清境農場と雲南少数民族について紹介していますので、機会があれば読んでみてください。
# by ladymtaiwan64 | 2009-05-26 18:33 | 台湾中部 | Trackback | Comments(12)
台湾の奇観「活盆地」


日月潭の頭社にある不思議な盆地。その名も「活盆地」。一見普通の草地に見えますが、歩いてみると、びっくり!地面が揺れて、まるでマットの上を歩いているかのようになります。実はここは泥炭土の湿地で、土の上に湧き水が溜まり、その上に水草が生長して形成されました。世界でも珍しい地形で、台湾でも知る人ぞ知るスポットとのこと。普通に歩いている場合はそれほど沈みませんが、ところどころ落とし穴のような箇所もあり、ズボッとはまってしまうこともあるのでご注意を。ちなみに、鈍くさい私は最後の一歩で、左足が膝まで浸かってしまいました(泣)。非常に珍しいスポットなので観光地化されてしまいそうですが、今のところは盆地の目の前に一軒の民宿があるのみ。ここで長靴を貸してくれます(無料)。また、地質が酸性なので蚊が発生しないのも嬉しいかぎり。盆地ではアヒルや子犬が戯れており、のどかそのもの。日が暮れた後にはホタルの姿もちらほらと見られます。日月潭観光のついでにぜひ足を伸ばしてほしいイチオシのスポットです!

★写真では分かりにくいので、影像をアップしました。走っているのは案内してくれたサオ族の白さんです。
# by ladymtaiwan64 | 2009-04-06 00:04 | Trackback | Comments(16)
鈍行列車に揺られて
プユマ族のお祭りの取材を終えて一路屏東へ。台東から枋寮までは今ではめっきり少なくなってしまった旧型客車に乗車。この沿線は車窓にバナナ畑やビンロウ樹など南国らしい風景が続き、台鉄の路線の中でも一番好きな区間。ガタガタの窓を思いっきり上げると、心地よい風が入ってきて、幸せな気分に。淡いブルーから濃いブルーへグラディエーションをなす海や山一面に広がるレンブ畑を眺めていると、あっという間に終点へと到着。

屏東では客家人の友人と落ち合い、トンソクで有名な萬巒へ。この日はトンソクはパスして、その代わり、北部ではあまり見かけない珍しい南部客家料理をいろいろと注文。その中のひとつ「煎肉圓」は肉団子を平たくしたようなもので、見た目こそ地味ですが、独り占めしたくなるような美味しさ。食後にはデザートを食べに隣町の潮州まで。潮州名物「冷熱氷」は以前も紹介しましたが、かき氷に温かい具を載せて食べる不思議なデザート。いつ食べてもほっぺたが落ちそうになるほど美味です。

台東・屏東への駆け足の旅。大らかな人たちとゆるりとした空気に癒されて、心も体もリフレッシュ。あ~、今度はいつ逃避行できるでしょうか?
# by ladymtaiwan64 | 2009-03-29 10:52 | 台湾南部 | Trackback | Comments(4)

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