またまた更新を怠ってすみません・・・・。
先月は仕事の関係で南投県へ度々出かけていました。これからブログ上でもおすすめのスポットを紹介していきたいと思います。
今回の南投取材で最も印象に残っているグルメと言えば、清境農場で食べた雲南少数民族料理です。清境農場は日本人にはマイナーな存在ですが、国内では一、二を争う人気の観光スポットです。青青とした草原に羊や牛が放牧されており、のどかな風情を満喫できます。「台湾のスイス」というにはちょっと大げさですが、それに近い風景が広がっています。
さて、ここでは雲南少数民族の料理が食べられます。というのは、戦後この土地には国民党の兵士とその家族が移り住んできました。1949年、国民党兵士はタイ、ラオス、ビルマの国境に逃れ、共産党軍と戦いを繰り広げました。長い戦いの間で、彼らは現地の人々と結婚し、子どもを生み、家庭を築いたのです。そして、台湾へと逃れ、現在、清境農場には8つの少数民族により集落が形成されています。
彼らの料理はもともとは家庭の中だけで食べられていましたが、数年前からの観光ブームを受けてレストランが開かれるようになったとのことです。残念ながら、私は中国の雲南には行ったことがないのですが、ここの料理は本場の味と変わらないそうです。霧に覆われた山景色を眺めながら食べるスパイシーな料理。改めて台湾の社会がいかに複雑であるかを考えさせられます。かなり山奥ですが、最近は交通の便も良くなったので、ぜひ機会があれば訪ねてみてください。


※5月、6月号の「な~るほど・ザ・台湾」にて清境農場と雲南少数民族について紹介していますので、機会があれば読んでみてください。